【TVR】 エアコン修理
2008年05月16日
エアコンが効かなくなったとのことでご来店いただきました。
ガスが抜けただけかなと思ったので早速補充・・・
ん?圧力計の針が変なとこ指してる?
低圧側がほぼ真空状態になっていました。
ってことはどっか配管途中で詰まってるかな?
いつもエアコンの修理を頼んでる電気屋さんに早速電話で聞いてみると、エキスパンションバルブが詰まってるんちゃうかなとゆうことでした。
でこれが取外したエキスパンションバルブです。
これが入り口側で見事に錆やらなんかよくわからないものが詰まっていました。
こちらは出口側できれいなものです。
一緒にレシーバータンクも交換しました。
これにも錆が付着しています。
電気屋さんは漏れ止め剤が入ってたんちゃうか〜といっていました。
漏れ止め剤で配管詰まらせてどーすんねん!
とゆうことでガスが漏れたら漏れ止め剤は使用せず、ちゃんと修理しましょう!
ちなみにエキスパンションバルブとは・・・
1 レシーバーを通ってきた高温・高圧の液冷媒を小さな孔から噴射させることにより、急激に膨張させて低温・低圧の霧状の冷媒にします。
2 エバポレーター内における冷媒の気化状態に応じて冷媒量を調節します。
エバポレーターとは・・・(小さいラジエーターのようなもの)
エキスパンションバルブで低温・低圧にされた霧状冷媒を大量に気化。ファンによりおくられる車室内の暖かい空気がエバポレーターを通 過することによって冷却し、室内を冷房化します。暖かい空気がエバポレーターフィンに当たり、露点温度以下に冷却されると空気中の水分が凝縮し、エバポレーターフィンに水滴が付着します。この結果 、車室内の湿気をとることができます。